オリックス山本さん、7回無失点でも勝てずチームに絶望ｗｗｗ

■広報レポート　＜右腕の存在感＞

ロッカールームでアイシングをしながら、山本由伸選手は床に正座してモニターに視線を送っていました。
自らは役割を終え、勝ち星を待つ状況状況。それでも、チームの勝利を祈ることに変わりはありません。
マウンドを降りたあとの8回に同点に並ばれ、9回に勝ち越され、9回裏に点を取れず敗戦が決まった瞬間、「そうか、そう来たか」と残念そうにつぶやいて帰り支度を始めました。
ライオンズ打線独特の雰囲気にも、ポーカーフェースは崩れませんでした。
7回まで3度、得点圏に走者を進めながら後続を断って無失点。
圧巻だったのは4回です。栗山、呉にヒットを許し一死一、三塁のピンチを背負ったものの、二者連続三振でライオンズ打線に本塁を踏ませませんでした。
「状態は前回より良くなかった」と話す一方で「粘って投げることができた」と持ち味を発揮できたと振り返ります。
防御率は1.90まで下がり、奪三振とともにリーグトップに君臨しています。
勝利数と敗戦数では決して測れない存在感を、この右腕は持ち合わせています。

自分の打率しか気にしない正尚
自分の防御率しか気にしない由伸

そりゃ優勝できんわ　ゆとり脳チーム